有名企業のアドバイザーやCEOを経験したリシャール・ミルが、理想の時計を作り上げるために創業したのが、自身の名を冠した「リシャール・ミル」。スイス時計界の新興ブランドでありながらも“時計のF1”をコンセプトに、フォーミュラカーに使われる先進的な素材や構造を駆使して、斬新なウオッチを次々と発表。さまざまな話題を提供してきたスーパーブランドだ。最新作となる2023年発売予定の新作は、1億円超えの圧倒的コンプリケーションウオッチである。
「RM50-04 トゥールビヨン スプリットセコンド クロノグラフ キミ・ライコネン」は、9月に行われたF1シンガポールグランプリに合わせて発表された一本。世界限定30本、税別予価1億2300万円というタイムピースは、カーレース界の名門であるアルファ ロメオのレーシングチームへのオマージュから生まれたものとなっている。
リシャールミルスーパーコピーはアルファ ロメオ レーシングチームを2023年からサポートしている。2023年シーズンから同チームに加わったF1ドライバーのキミ・ライコネンは、2003年と2005年に準ワールドチャンピオンを、2007年には世界王者に輝いた実力派のベテラン。日本にも熱狂的な“キミファン”が居ることで知られている。今年9月に開催されたシンガポールグランプリでは、残念ながらリタイヤという結果に終わったものの、「アイスマン」と呼ばれるほど冷静沈着な走りを披露し、観客たちを魅了した。そのとき実際に腕に巻かれていたのが、リシャール・ミルの新作「RM50-04 トゥールビヨン スプリットセコンド クロノグラフ キミ・ライコネン」だったのだ。
キミはこのレース前、「リシャール・ミルは長年に渡り、3つのエンジンで走り続けています。それはガッツ、技術力、楽しさです。この革新的なRM50-04を着けて参戦することは、何よりも幸福なことだと感じます」と語っていたという。
実はこのコメントには新作にちなんだ内容が隠れている。というのも、「RM50-04 トゥールビヨン スプリットセコンド クロノグラフ キミ・ライコネン」に搭載されるキャリバーには、スプリットセコンド、クロノグラフ、トゥールビヨンの3機構が備えられている。加えて、グレード5チタニウムとカーボンTPT®から構成されていることで、わずか7gという軽さを実現! 極限の軽量化を追求しながら3つの複雑機構を集約する革新性は、完全無欠の設計と組み上げることができる卓越した職人技という、F1マシン作りに共通したものがある。 |